オート・コート・ドー・ニュイ・ルージュ2019ベルトー・ジェルベ
綺麗な酸とシルキーなタンニン、
バランス良く村名並のポテンシャルを感じさせてくれます。
●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
●呼称:オート・コート・ド・ニュイ
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン
レ・プリエールよりやや冷ややかで、凝縮感のある果実味、
しっかりとした酸があってドライでバランスの良い
仕上がりです。ACブルはしっとり柔らかな印象でしたが、
こちらはひんやりとミネラルを感じるやや硬質な
果実味です。アフターもオート・コートにしては長く、
とても心地良い仕上がりです。ACブル同様にこちらも
素晴らしすぎるオート・コートです。
(コメント2021.7入荷時)
以下インポーター資料より抜粋
(2021.7入荷時の資料)
葡萄:ピノ・ノワール
畑・土壌:1.6ヘクタール 浅い表土、
石灰岩・泥灰土 樹齢:平均50年
特徴:2013年に母方フランソワ・ゲルベより相続。
1970年に植樹したニュイ・サン・ジョルジュ近郊の区画。
常に他の区画より15日ほど収穫が遅くなります。
醸造:4日間低温マセラシオン、天然酵母、
コンクリートタンクでアルコール発酵。
1日に1から2度のルモンタージュ。
発酵の最後のみピジャージュ。
ポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)5日間。
熟成:木樽でマロラクティック発酵。
12カ月熟成。新樽0%。
テイスティングコメント:
香りの段階で笑みがこぼれる。高い熟度に由来する
果実は太い酸の支えがあり熟した果皮のタンニンと
相まってクラシックで上質なブルゴーニュの美点を
感じさせる。健全に熟して酸を孕んだ果汁に満ち溢れた
アプリコット、チェリー、ワイルドベリー。
冷涼な年に見受けられるスパイスは控えめ。
口に含むといきなりトンネルを抜けたように明快に現れる
果実。酸の支えがありながら張り出してこないため、
現時点でも飲みにくさを感じない。細やかなタンニンは
まだ少し若く余韻にわずかにアニスの風味を伴い、
このレンジとしては長い余韻。
(2021年7月 村岡)
(インポーター:オルヴォー)
商品コード:13907
ベルトー・ジェルベ(Berthaut Gerbet)
フィサンに本拠を置くドメーヌです。
以下インポーター資料より抜粋
ヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニー…人気のアペラシオンは必ずキラ星のような造り手を擁しています。傑出した造り手を持たないがゆえに、やや知名度に乏しかったフィサン村にアペラシオンを牽引するスターが誕生しました。
ドメーヌ・ベルトーはマルサネ村とジュヴレ・シャンベルタン村に挟まれたフィサン村を本拠地に7世代続くドメーヌです。その歴史は19世紀の終わり、数ヘクタールのフィサンから始まりました。1974年、ヴァンサンとドゥニ兄弟がベルトーを相続し、フィサン、フィサン1級の畑を拡大していきました。
2013年、ヴォーヌ・ロマネ村のドメーヌ・フランソワ・ジェルベを母に持つアメリー・ベルトーがボルドー、ニュージーランドでの研修を終え、7代目当主に就任しました。母方のドメーヌ・ジェルベから一部の畑を相続しベルトー・ジェルベ(Berthaut-Gerbet)名義としてドメーヌ・ベルトーのラインナップに加えました。
今日ではフィサンを中心にジュヴレ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネなど全て合わせて13ヘクタールの畑を所有しています。生産するワインの90%は赤ワインですが、フィサンの一部の区画にシャルドネを植樹しています。(2014年ヴィンテージよりリリース予定)
栽培:ブドウは、ビオロジックの考えに基づいた理性的な方法で栽培します。テロワールを尊重した安定した土壌のもとで栽培されています。殺虫剤の使用は制限を設け、土には、化学薬品を使っていません。除葉、グリーンハーヴェストによりブドウの成熟が最適になるように風通しを良くしています。
醸造:厳しい選果の後、最小限の手数でコンクリートタンクで発酵させます。約5日間の低温マセラシオン。天然酵母で発酵。1日2回のルモンタージュ、発酵の最終段階でピジャージュして優しく抽出。約5日間のポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)ほぼ全てのワインは1,500から3,000リットルの大樽(フードル)でマロラクティック発酵。春に樽に移します。新樽はほとんど使用せず、最大で24か月と比較的長い熟成期間を要します。
以上インポーター資料より抜粋しました。
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