日本の酒類業界誌のパイオニア「WANDS」の5月号のシャブリ・プルミエ・クリュ特集で48銘柄中1位を獲得した
ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロワンのモンテ・ド・トネールが入荷してきました。
あまり聞きなれない生産者ではありますが、ラヴノー、ドーヴィサと並び
「シャブリの偉大な生産者」として評価される
トップ生産者の一人です。樽の使用を抑え、畑ごとの個性を引き出している素晴らしいシャブリです。(コメント2021)
以下「WANDS」特集記事です。
以下インポーター資料です。
フランスを代表するワイン誌「ルヴュ デュ ヴァン ド フランス(RVF)」の特集記事「シャブリの偉大な生産者」において、
フランソワラヴノー、ヴァンサン ドーヴィサとともにジャン ポールエ ブノワ ドロワンがシャブリの代表的生産者として紹介されました。
名実ともにドロワンが、シャブリ三本の指に入ったことを示しています。2014年のRVFからは先述のラヴノー、
ドーヴィサとともにシャブリにおいて三ツ星生産者となったドロワン。
父ジャン=ポールの時代より高まりつつあった名声を、決定的なものにしたのが現当主のブノワです。
ブノワはそれまでの樽発酵 樽熟成による力強いスタイルを完全には否定しませんが、より樽の使用を抑え、
畑ごとの個性を前面に出すスタイルへと変化させました。現在の高い評価は、そのスタイルに負うところが大きいのです。
ドロワン家は、1547 年からシャブリで葡萄栽培をしてきた一族である。この家族経営のドメーヌは 26ha の畑を所有しており、
1999 年からジャン ポールの息子で、多弁でエネルギッシュなブノワが運営している。彼は醸造学のディプロマを取得し、
このドメーヌの4代目に当たる。1999 年に新しいセラーを建て、以前所有していた畑を買い戻して規模を広げた。
今日、プティ シャブリ、シャブリの他、プルミエ クリュに11ha、グラン クリュに4.14ha を所有している。
このドメーヌは、シャブリのトップ集団のひとつである。そのワインは端正で、並外れた表現力を持ち、今日、
非常に高いレベルにある。スタイルは常に明確で、ワインは綿密で、常にリッチで芳醇だが、それでいてフレッシュな酸を持っている。
樽使いは非常に控えめで、このドメーヌで造られるどのワインにも言えるのだが、見事に葡萄の持つ素晴しい品質を際立たせている。
このドメーヌはまさに今日、シャブリのヴィニュロンも一握りのエリートに名を挙げるにふさわしい。