1973年、コネリアーノに創業。メルローなどの赤も生産するが、中心はプロセッコ。
現在は二代目レオナルド・マルケージンが、栽培・醸造責任者。
コネリアーノの丘陵地帯に所有する15haのうち、堆積土壌の11haのみがブドウ畑で、
グレーラの発酵時は約50%を約18時間コールドマセレーション、
他の50%は全房発酵後ブレンドするという意欲的な醸造法を採用。
果汁やワインの移動時は常にタンクやチューブに二酸化炭素を充填し、
徹底して酸化を遮断するよう配慮する。全ての畑がセラーのすぐ周囲にあり
「デリケートなグレーラが、最良の状態でタンクに入る」のが当主レオナルドの自慢のタネ。
家族と地元での消費用に、SO2無添加キュヴェも生産し、年により日本にも入荷。
ワインの味わいには、知人をもてなすのが大好きなホスピタリティー塊で、
愛嬌と人間味に溢れる好漢レオナルドの人柄が、映り出ている。