以下インポーター資料より抜粋
エノーロゴであるアントニオ・デ・グルットラを中心として、6人の仲間が共同出資して始めたワイナリー。
それまでも自家消費用にブドウを購入し、2000本程度のワインを醸造していたのだが、
タウラージ生産地域のブドウ栽培農家が、新しく畑を仕立て直す農家対象の助成金を得るために
高樹齢のブドウを抜いていく現状に危機感を感じ、2003年からワイナリーとしてのワイン生産を始める。
タウラージ生産地域は地価が高く、若い彼らは畑を買うことを断念、信頼の置ける
ブドウ栽培農家から購入したブドウで生産し始めました。アントニオは伝統的なブドウ樹の仕立て
(ラッジエラ・アヴェリッネ ーゼ)、高樹齢の樹などの持つ文化的価値を農家に認識さしてもらおうとしており、
あえて歩留まりの悪い高樹齢の樹を守る対価として、市場価格よりも 高額でブドウを購入するようにしている。
もともと畑で除草剤などの化学的な薬剤を使用していなかった農家に、草生栽培や無肥料での栽培など、
さらに踏み込んだ農法を依頼しより高品質のブドウを生産してもらっております。
すべてのワイン は、無清澄、ノンフィルターでボトリングされている。