カステル・イン・ヴィッラは伝統的なキアンティの生産者で、
クラシカルなキアンティですが、その味わいの構成、
次々と変化してゆく、ポテンシャル、飲んでいてワクワク
するワインです。
以下インポーター資料より抜粋
キャンティ・クラシコ地区の最南部、カステルヌオーヴォ・
ベラルデンガ東部にワイナリーを構える。現オーナーの
プリンセス・コラリア・ピニャンテッリが夫婦で1967年に
土地を購入したことからその歴史は始まるが、購入当時
はカナイオーロやコロリーノといった補助品種が植えられて
いた。ただ、ピニャンテッリ夫婦にはサンジョヴェーゼという
品種が持つ可能性を追求し、モノセパージュでワインを
造りたいという強いこだわりがあり、それに加えて
親交の深かったあのジャコモ・タキスからの助言もあって、
これらを植え替えることを決意した。所有する畑は
丘の頂上周辺にあり、そのほとんどが南向きという
恵まれた条件下で育まれたサンジョヴェーゼから
生まれる素晴らしい酒質はあのタキスをも魅了し、
ティニャネロのファーストヴィンテージをここのブドウで
造ったという事実からもその質が窺える。プリンセス・
コラリアは「サンジョヴェーゼは力強いというよりは
エレガントな品種。4年程寝かせると本領発揮し始める」
と語るように、ノーマルのキャンティでも大樽で
24ヶ月+瓶熟6ヵ月と、非常に伝統的で
しっかりとした熟成をさせるのが特徴である。