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VdFロゼ・ペット・ファキール2017ラ・カーヴ・デ・ノマード

通常価格 (税込)
5,313円 (税込)


ストイックにビオディナミを実践する
ラ・カーヴ・デ・ノマードの貴重なキュヴェ。

●産地:フランス/ラングドック&ルーション
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:メルロー、シャルドネ、
ミュスカ・プティ・グラン
●容量:750ml
●ロゼワイン(微発泡)
●栓:王冠

ほのかにピンクがかった淡いオレンジ色。
抜栓時はやや還元的な印象がありますが、
空気に触れ開いていくるとル・カノン・ロゼ・
プリムールを連想するような桃やバラ、
香水のような華やかな香りが立ち昇り、
味わいにもそれが反映しているような印象です。
ガスはピリピリと繊細で優しく舌先をくすぐり、
ほどよい果実の甘みと果実味が広がります。
南のワインではありますがパワフルな仕上がり
ではなく、果実の風味とバランスの良い酸があり、
またクリスピーなガスが溌剌とした馴染みやすい
喉越しへと導いてくれています。

(インポーター:ヴォルテックス)
商品コード:10102
  • 750ml
  • ロゼ
  • 微発泡
  • 自然派

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  • 生産者情報

ラ・カーヴ・デ・ノマード(La Cave des Nomades)


ラ・カーヴ・デ・ノマードはストイックにビオディナミを実践する2014年設立の造り手です。

以下インポーター資料より抜粋

ポルトガル出身のホセ・カルバルホが、2014年にバニュリュスで立ち上げた蔵元。
ホセはかつてギターとパーカッションのミュージシャンで、ヨーロッパ中を 演奏旅行して一年を過ごしていた。
また、2005年にポルトガルでシュタイナー農法を学び、若い時分からビオディナミで
野菜を栽培していたこともあり、秋になるとワイナリーの収穫を手伝って生活の足しにしていた。
妻パウリーナとは2010年にバニュルスで収穫した際に知り合い、その後は一緒に演奏の旅を続け、
秋になると収穫のために思い出の地であるバニュルスに戻る生活を繰り返していた。
そうしているうちに醸造に対しても次第に関心を抱くようになり、ボルドーで栽培から醸造まで
実際に経験する機会を得た。その後、敬愛して止まないアラン・カステックスや
ブルーノ・デュシェンが住むバニュルスへ戻り、畑を紹介してもらい、新しくできた醸造所
「9カーヴ」も使えるようになった。ここまでは順風満帆で、実にラッキーな始まりだったと言えるだろう。

しかし、ワイナリーをスタートさせた後は大変だった。まず、最初に購入できた畑は3haほどで、
内訳はグルナッシュ、ムールヴェードルとカリニャン1ha、グルナッシュ・グリと
グルナッシュ・ブラン0.5ha、シラー0.2ha、ヴェルメンチーノ0.2ha、マカベオ1.3ha。
畑はあちこちに点在しておりテラス状になっているものが多いため、農作業のほぼ全てが手作業になる。
ビオディナミに基づいて栽培するが、ストイックな彼は病気対策に粉状の硫黄と
ビオディナミの調剤だけを用いており、散布を認められているボルドー液は使わない。
結果として、痩せた土地で栽培される平均65歳のブドウから収穫されるブドウの収穫量は
どんなに多くても10hl/ha未満となる。この栽培面積では生活できないことを悟ったホセは、
2015年の夏にクラウドファウンディングで資金を集めることを決断、これが功を奏して
更にカリニャン、ミュスカ、シャルドネやメルローが植えられている合計3haの畑を確保することができた。
2016年は6338本の生産。依然として少ないことには変わりないが、明るく前向きで
実直な彼なら困難を乗り切り、将来はバニュルスを代表する素晴らしい造り手になるだろうと私たちは思っている。

醸造:
赤白どちらも房まるごと7日から30日ほど醸す期間がある。赤はマセラシオンカルボニックだが、
CO2は使わない。ペティヤンナチュレルを除き、熟成には500Lから小さいものは100L程度の樽を用いる。
その期間は半年程度で少し短い感もあるが、テロワールの素晴らしさに加えて徹底して
ストイックな栽培からのみ得ることのできるブドウのポテンシャルを強く感じるワインとなっている。
亜硫酸は全く添加しない。瓶詰めにあたってはフィルターもかけず、清澄もしない。

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