アンヌ・グロの新しいワインは、南フランス”ミネルヴォワ”の地から産み出されました。
もともと、南フランスへの憧れもあり、南仏ワインの試飲・視察を重ね「ここだ!」と思える場所と出会いました。
ピノノワールとシャルドネ以外の品種の素晴らしさを知り、そしてミネルヴォワとの
運命的な出会いを感じたアンヌ・グロは、この地にドメーヌを設立したのです。
ブルゴーニュでは、父親から受け継いだ畑を、ある意味一人で試行錯誤しながら、ワイン造りをしてきたアンヌ。
3人の子供達が大きくなった事も、この新しい冒険を考えるきっかけです。
また、パートナーとともに、チームとなってのワイン造りもしてみたかったとアンヌは言います。
そして、カリニャンというブドウ品種に特別なエナジーと深み、偉大な潜在能力と心を揺さぶる振動を感じたと話してくれました。
私たちは粘土石灰質、砂岩質という土壌の多様性、そして、4種類のブドウ品種
(カリニャン、グルナッシュ、シラー、サンソー)の発見、様々な樹齢のブドウ樹、
ヴォーヌ・ロマネと同じ標高220mであるモンターニュ・ノワールと呼ばれる丘の麓という
素晴らしい環境など、これらの様々な要素をもってカゼルの地を選びました。
この美しい土壌でブドウが成育し、それを収穫する。そしてワインを仕込み、愛情をもって世話をする。
ドメーヌの建物は、ワイン、人間のエネルギーを尊重し、最新の注意を払って理想的な形で建てられました。
テラコッタ、木材、ステンレスを使用して造られ、その建築様式はシンプルで気品があります。
道、丘、タンク、樽・・・・そしてワインまであらゆるところに「丸み」を持たせたデザインが見られます。
剪定、グリーンハーヴェスト、ワインの醸造から熟成までをアンヌとジャン・ポールの二人で手掛けています。
アンヌは主に事務仕事と畑の仕事、畑の耕作、ブドウの枝切りや摘芽を行います。
ジャン=ポールは、メカニック関係、土壌の確認、そして肥料などの管理をしています。
また、14ヘクタールの畑全体はドメーヌのスタッフであるティボーが、丹念にリュット・レゾネ(減農薬農法)で
世話をしてくれています。
~以上インポーター資料より抜粋~