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ブライダ・エルデーチャ2009クメティエ・シュテッカー

通常価格 (税込)
4,367円 (税込)


スロヴェニアの超レアな話題の生産者、
クメティエ・シュテッカーのワイン。

ボルドー、右岸のイメージとは全く重ならない
オリジナリティ溢れるワインです。
とても冷涼でエキス感のある味わい、
メルローの典型的なものとは少々違いますが、
バランスも良く、完成度はなかなかのもの。
(コメント2017.5入荷時)


※お手元に届きましたらボトルを立てて
澱を沈めて、クリアな状態で抜栓してみて
ください。濁った状態とクリアな状態と
是非比べてみて下さい。


以下インポーター資料より抜粋

葡萄:メルロー70%、カベルネ30%
畑・土壌:
スネザトノ村ブライダ地区、0.9ha、
西向きテラス状、標高100から160m
フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、
砂岩、オポカ
栽培:ギュイヨ仕立て
植密度:4500本/ha
収穫:9月25日、10月5日、手摘み
アルコール度数:13.5%
生産量:3500本
醸造:
天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。
果皮と共に25日間マセラシオン、濾過せず。
熟成:225リットルのオーク樽で24か月。

(インポーター:オルヴォー)
商品コード:04771
  • 750ml

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  • 生産者情報

クメティエ・シュテッカー(Kmetija Stekar)


以下インポーター資料です。

ヨーロッパの中央に位置し、イタリア、オーストリア、クロアチア、ハンガリーに囲まれた
スロヴェニア共和国は、多様性に富んだ地形と複雑で長い歴史を持っています。
スロヴェニア北西プリモルスカのゴリシュカ・ブルダ地区、北にアルプス山脈、
南にアドリア海を臨むノヴァ・ゴリツァの隣にある小さな町スネザトノ村に
クメティエ・シュテッカーはあります。

ブルダとは丘を意味する言葉です。イタリアにまたがるこの丘は、フリウリではコッリオと呼ばれています。
スラヴ系、ラテン系、ゲルマン系の民族と文化が入り交ざるこの町は、
イタリアのフリウリ=ヴェネチア・ジューリア州と国境を接しており、
フリウリの巨人ラディコンやグラヴナーが居を構えるオスラーヴィアまでわずか2キロほどしか離れていません。

ノヴァ・ゴリツァとは新しいゴリツァという意味です。歴史的にはイタリア領ゴリツァの一部でしたが、
第二次世界大戦後にゴリツァの町の東側が旧ユーゴスラビアに割譲されたためスロヴェニアの帰属となりました。

シュテッカー家の歴史は最も古い文献から1672年まで遡ります。そして現在まで私たちはこの土地に根を下ろしています。
10代目となる当主ヤンコ・シュテッカーが生まれたのは戦後樹立したユーゴスラビア社会主義連邦共和国の時代になります。
ヤンコの曽祖父の時代はサクランボやアプリコット、プラムといった様々な果樹を栽培していました。
シュテッカー農園がヤンコに引き継がれた時には、私たちはワイン造りに注力していました。
そして2000年には完全に有機栽培に移行しました。ヤンコは現在でも果樹園を所有しており
桃、キウイ、ナッツ、オリーヴも人為的・化学的な介入することなく育てています。

ヤンコは果皮のフェノール類まで完璧に成熟させます。ヤンコのワインは白ブドウを赤ワイン同様に
果皮浸漬させています。果皮浸漬の期間は決めておらず果皮が自然に沈殿するまで浸漬しています。
ブドウの質が高いため、不必要な収斂性や歪なフェノールが味わいに反映されず、
滑らかで純度の高いエキスを生むのです。白ブドウを浸漬する造り方はこの地方の伝統なのです。

1844年、シュテッカー農園近郊に住んでいた聖職者マティヤ・ヴェルトニックというが記した
スロヴェニアのワイン造りの本にも『24時間から30日まで果皮を浸漬すること。
これによりワインの味わいと熟成能力を向上させ、ワインはドライに仕上がる。』
と、記されています。果皮のタンニンに含まれる抗酸化物質のおかげでワインは長い命を与えられるのです。

私たちは、ワインは単なるアルコール飲料ではなく、文化の一部だと考えています。
それは代々、持続可能なアプローチ、極力干渉を避け、有機的な栽培・醸造を手掛け、この土地柄を反映し、
色調や醸造テクニックの概念に縛られることのないワイン造りです。テロワールを昇華した本物のワインは、
飲み手の感情に直接訴えかけて、私たちの考えや土地柄を語ってくれます。
以上インポーター資料より抜粋しました。

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