コルナス2015 ラ・グランド・コリーヌ
こちらは大岡氏が醸造したキュヴェとなります。
●産地:フランス/コート・デュ・ローヌ
●呼称:コルナス
●ブドウ品種:シラー
●容量:750ml
●赤ワイン
大岡さんが醸造したコルナスのバックヴィンテージです。
以下インポーター資料より抜粋
(2022.7の資料)
【2022年6月再入荷】
2017年2月に販売したアイテムの再入荷となります。ラ・グランド・コリーヌ設立当時に購入していた山林が、開墾して葡萄を植えることでコルナスのアペラシオンの取得が認められることになった2006年から、大岡さんが自ら開墾を始めた極めて急峻な畑です。大岡さんの師であるティエリー・アルマン氏の畑より高くローヌ川が眼下に広がる、森に囲まれた日当たりの良い場所に位置しており、2011年のファーストヴィンテージから2017年ヴィンテージまで大岡さんが醸造しています。コルナスは、グラスファイバーのタンクで全房発酵させた後に、通常は500Lの樽に入れて2年以上の熟成を経てからリリースとなりますが、このワインは発酵が終わった直後にも関わらず既にワインが完成しており、瓶詰め前の試飲でも樽熟成を経てアッサンブラージュしたかのような味わいでした。それは瓶詰めした後でも微動だにせず、飲んだ生産者たちの多くは驚愕していたそうです。コルナスを深く知る人たちの言葉を借りるなら「これこそコルナス」。以前販売した2017年当時の大岡さんによると、自分の判断が正しいならコルナスとしての真価が発揮されるのは10年以上先になると思うが、今はとてつもなく美味しくて、その味わいは他には滅多にないほど新鮮であり、深い果実味を楽しむことができるとのことでした。あれから5年経過し再入荷となりましたが、若々しさを感じられる果実の印象から熟成由来の奥深さや複雑性、エレガントでしなやかな様子が溶け込み、唸るような素晴らしい変化を感じて頂ける味わいとなっております。エッジにオレンジがかった様子が見られる深いガーネット色。レーズンやガレンズ、ドライプルーンなど黒系果実の凝縮感のある香りに、赤い果実のドライフルーツ、ブランクオリーブ、カカオ、醤油、枯れ葉などの香りがバランス良く溶け込み、熟成による複雑な様子が色合いや香りからも充分に感じとれるほどで、引き込まれるような印象を抱きます。口に含むとシルキーな滑らかさでしっとりと広がり、以前の葡萄果汁のような溌剌とした若々しい果実の印象から大きく変化し、充実感のある果実味に加えブラックオリーブや枯れ葉などの風味が絶妙に溶け込み、深みや奥行きを与えながらクレッシェンドのように広域に膨らみます。繊細な口当たりや魅惑的な熟成感と果実の掛け合い、余計なものが削ぎ落とされ綺麗な円のように角がなく、エレガントで複雑性に富んだ味わいを感じて頂けます。この先の熟成による更なる変化にも期待が湧きます。
(インポーター:ヴォルテックス)
商品コード:04447
ラ・グランド・コリーヌ(La Grande Colline)
「ラ・グランド・コリーヌ」のワインは若き日本人醸造家「大岡弘武氏」がローヌで造る
「ル・カノン」を始めとする人気のワインです。
<以下インポーター資料より抜粋>
ボルドー大学で醸造学を学んだ日本人醸造家が、ローヌの自然派で知る人ぞ知る、
コルナスのティエリー・アルマン氏とタッグを組み、次世代のフランスワインとも思える
すばらしいヴァン ド ターブルを造りました。
<大岡氏からのお願い>
Le CanonはSO2(二酸化硫黄)を殆ど使用していない低価格ワインの為、
"フレッシュな果実味を多く感じるうちに早く飲んで頂きたい"とのことです。
年間生産量:約470ケース
(日本への輸出分以外はフランス国内のビストロやバーなどに出荷されています)
セパージュ:グルナッシュ45%、シラー45%、サンソー10%畑の場所はSt Perayの南約20km、
北ローヌと南ローヌの間のあたりで、すべて買いブドウです。コラージュやフィルターもなし。
醸造・瓶詰めはティエリー・アルマン氏のセラー(コルナス)でおこなわれます。
=Le Canonとは?=
日本語でも男性ことばがあるように、非常に男性的な言葉です。
親しい同僚や男性の仲間同士で、「さあ、一杯飲むぞ!」と言う時にフランス語では
prendre un canonと表現します。その canon を名付けました。
大岡氏のコンセプトは、気軽に飲める(飲み口、価格とも)ナチュラル派ワイン、
本物のワインを造りたい、という思いが込められています。
<大岡弘武氏プロフィール>
1974年、東京生まれ
1997年、渡仏。ボルドー第2大学・醸造学部で2年学ぶ。
2年目のカリキュラムで現地研修があり、あいにくティエリー・アルマンが都合悪く、
ドメーヌジャン・ルイ・グリッパに入る。研修後、そのままグリッパ(ギガル社傘下)に残り、
栽培責任者として重責をこなす。2003年1月から正式にティエリー・アルマンにて栽培、醸造の仕事に従事。
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