フリザンテ・ロッソ2020 イル・ファルネート
ガスはほんの少し舌先で感じる程度、ガスの残ったスティルワインと思ったほうがしっくりくるかも知れません。
●産地:イタリア/エミリア・ロマーニャ
●ブドウ:ランブルスコ グラスパロッサ、サラミーノ、マエストリ主体、トレッビアーノ他白ブドウ
●容量:750ml
●赤・泡
しっかりとした綺麗な酸、ほんのりと自然の果実の甘さがあってバランス抜群の仕上がりです。少し冷やして楽しんでください!
以下インポーター資料です。
(2022.7の資料)
ランブルスコ グラスパロッサ、サラミーノ、マエストリ主体、トレッビアーノ他白ブドウ。樹齢10から15年。黒ブドウは約2日の浸漬、白ブドウを加えて共に圧搾し醗酵。冷蔵保存していたランブルスコのモスト(果汁)加え、再び醗酵が始まってからボトル詰め。春先の気温上昇を利用して瓶内で醗酵を終える。オリ残したままリリース。
前回のヴィンテージとは全く違うやや甘みを感じる軽やかな赤。ボトル差はあるものの、ガスはほとんど感じられませんが、ランブルスコ由来の強い酸と、果実的な甘やかさの調和のとれた味わい。
(インポーターエヴィーノ)
商品コード:12707
イル・ファルネート(IL Farneto)
以下インポーター資料より抜粋
レッジョ エミリアの南にあるカステッララーノの町。
当主のマルコベルトーニは2001年、町から離れた丘陵地に念願の土地を手に入れ、ゼロからのブドウ栽培を開始する。
畑は標高250m、サッスオーロを含むこの当たりは強い粘土質を持ち、年間の降雨量が少なく非常に乾燥している。
この辺りではほとんど見られなくなった、手作業によるブドウ栽培にこだわるマルコ。
湿度の問題が起きない畑では、当然カビの影響がほとんどないため、ボルドー液を必要としない環境が整うことに驚く。
樹に全く負荷をかけない、自然環境と樹の自己管理力を尊重する栽培を心がけている。
醸造は、彼の理想ともいえる日常を感じるワイン、幼い頃に見てきたサッスオーロの情景を尊重したワイン造り。
不必要な介入を避け、冬場の寒さを利用してオリ引きするなど、あくまでも地元の手法にこだわるマルコ。
ワインはどれも果実をそのまま感じつつも、決して飲み飽きない気軽さを持っています。
経験の少なさを補うのに十分な環境と素材の良さ。将来性を感じる造り手です。
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