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VdFロゼ・ヴェ・ツゥン・ヴァン・ク・ポ・ソラ2019 シリル・アロンソ

通常価格 (税込)
4,455円 (税込)


ドメーヌとして再出発したシリル・アロンソの美味しいロゼワイン。

●産地:フランス/ブルゴーニュ/ボージョレー
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:ミュスカ、ミュスカポロネーズ、ローゼンミュスカテラー、マルサンヌ、ガメイブラン
●容量:750ml
●ロゼワイン

久々にシリル・アロンソのワインが入荷してきました。以前は買い葡萄で造るネゴシアンスタイルでワインを造っていましたが、新たに畑を買ってドメーヌとして再出発しました。今回はドメーヌ物のロゼが限定で入荷です。

かなり淡いオレンジ掛かったピンクの色調。ドライでエキス系の味わい、ビターなニュアンスも心地よくバランス良い仕上がりです。目の詰まりもあり、ポテンシャルの高さも垣間見える素晴らしいワインです。

以下インポーター資料より抜粋
(2022.6の資料です)

呼称:VdF ヴァン・ド・フランス
栽培/認証:ビオロジック/ -
<テロワール>
土壌:灰色花崗岩 ピンク花崗岩
標高・向き:350m・南
面積・収量:1.6ha・28hl/ha
品種:ミュスカ ミュスカポロネーズ ローゼンミュスカテラー マルサンヌ ガメイブラン(手摘み/平均70年)

<醸造>
酵母:自生酵母
発酵:グラスファイバータンクで4日間醸し、木製垂直式圧搾機でプレス
グラスファイバータンクで24日間発酵 古樽で5日間マロラクティック発酵

熟成:古樽で6ヶ月間熟成/
無濾過・無清澄/
瓶詰め:2020年4月21日
SO2:無添加 トータル:13mg/L
アルコール度:14%

特徴:Tzun vin que pot solaはボジョレーの言葉で「あなたを幸せにするワイン」という意味です。ビオロジックをべースにパーマカルチャーなどを取り入れ育てた5品種を4日間醸し後プレスし発酵、古樽でマロラクティック発酵と熟成を行い、SO2無添加で瓶詰めしました。淡いオレンジ色の外観、アプリコットやビワ、カリンが香り、シャープなアタックに程よい渋味がアクセントとなります。

(インポーター:ディオニー)
商品コード:14267
  • 750ml
  • ロゼ
  • 自然派

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  • 生産者情報

シリル・アロンソ(Cyril Alonso)


以下インポーター資料より抜粋

リヨンで生まれたシリル・アロンソは、まずモンペリエの大学でワイン醸造を学び、ボーヌでエノローグの資格を取得、その後ソムリエとしてワイン販売の経験を積みました。
醸造家としての始まりは、スイス、ジュネーヴ近郊のドメーヌ・ヴィーニュ・ブランシュ。
そこで数多くのブドウ品種の醸造を経験しました。次いでサヴォア地方ビュジェのドメーヌ・デ・ヴィーニュ・ウーヴリエに移ります。
寒冷地でブドウ栽培はとても厳しい場所でしたが、ここで多くの自然派生産者と親交を結びワイン造りに対する考え方を確立しました。
その後、現在の本拠地ボージョレに戻り、ラピエールに独立を勧められ会社設立まで絶大な支援を得ました。
この地でラピエールとのコラボで造り上げた、サヴォアで人気の「ビュジェセルドン」と同タイプのやや甘口のロゼペティアン「?」マークの「ポワン・アンテロガシオン」によりナチュラル・ワイン界で大きく知られる存在となりました。

醸造の哲学は、自然派ワインの生みの親「ジュール・ショーヴェ」から受け継いだ昔ながらの自然な醸造そのものです。
その土地のテロワールを最大限表現するため、自然農法で育てられた健全なブドウのみを収穫し、除梗せずに発酵槽に入れます。
その時も不要な圧力がブドウにかかるのを避けるためベルトコンベアを使い重力だけで落とすというやりかた。
そして天然酵母だけの力でSO2(酸化防止剤)等の添加物を一切使用せずにゆっくり時間をかけて醸造します。
そしてブドウ本来のエキスを残すためノンフィルター(無濾過)ノンコラージュ(無清澄)で瓶詰めします。
出来上がったワインの状況を見定め、必要があれば最小限・極微量のSO2を瓶詰め時に加える場合もあります。
『環境や条件によって柔軟に仕事の進め方を変えつつ、より良いものを…』長年の経験と多くの優れた栽培家との深い信頼関係に培われたアロンソが生み出す「とっておきのナチュラル・ワイン」なのです。
とここまでは、かつての彼のスタイルですが、再出発後はこのスタイルをベースに農業において『Permaculture and Agroforestry』という方法論も取り入れています。
Permaculture(パーマカルチャー)とは、パーマネント(永続性)とアグリカルチャー(農業)、そしてカルチャー(文化)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくための農業手法です。

Agroforestry(アグロフォレストリー)は、アグリカルチャー(農業)とフォレストリー(林業)を組み合わせた言葉で、1970年代から使用されるようになった言葉です。
農業・林業を同じ場所で行い、お互いの恩恵を最大限に利用しながら豊かな森を育む、包括的でサステナブルな農業という意味の言葉で、この方法の大きな特徴は、従来のように森を切り開いて畑をつくるのではなく、さまざまな植物や木々を一緒に植えて、森を再生しながら収穫ができるという点にあります。

従来のビオの手法に新たなフィロソフィーも取り入れ今一度畑と向き合い始める事ができたシリル。
取得した合計わずか1.5haでの畑は、長年ほぼ耕作放棄地となっていました。
1930年~40年代に植樹された樹々が多く、非常に珍しいブドウ品種構成で混植となっています。
コート・ド・ブルイィと同じ鉄を含んだ花崗岩土壌。その地でビオロジックをベースとして、パーマカルチャー、アグレフォレストリーというスタイルも取り入れた栽培が実践されています。

『自然の中だからWildな酵母が沢山いるよ、おかげか発酵が早く進むんだ!』と自然の中での妻と二人での仕事が本当に幸せそうです。
2019ヴィンテージは再出発1年目。ここから5年、10年先とどのように成長していくのか。楽しみでなりません。
2019年は全ての品種において太陽に恵まれた年、まるで彼の再出発を照らしてくれたかのようです。

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