以下インポーター資料より抜粋
コラン・アレックスが試験的に初めてワインを造ったのは2017年のこと。
公式には、その翌年の2018年が彼にとってのファースト・ヴィンテージとなる。
ブドウ栽培を職業とする前は、薬草や果樹の栽培をしていたが、引退する農家から、
ビオロジックで栽培されていた畑を譲り受けた。畑を手に入れた2015年からの3年間は
農業職業訓練校時代からの親友である、アントナン・アゾーニ(ル・レザン・エ・ランジュ)がブドウを購入してくれていた。
コランはレザン・エ・ランジュへブドウを売り、そして醸造を手伝いながら、少しずつワイン造りを習得した。
年間数千本からの出発だったが、少しずつ設備の購入とセラーの整備をすすめ、
2020年VTからはほとんどのブドウを自社で醸造する。醸造はル・レザン・エ・ランジュのメトードを踏襲し、
亜硫酸無添加、石油化学由来の製品を醸造段階で使用せず、瓶詰めまでを行う。
ワイナリー名のアン・ブラン・リーブル(自由な藁)には、農民とは藁のようにしなやかで、
曲がることはあっても折れはせず、既存の社会に対して、独立した自由な生きることができるという、思いが込められている。