VdFブラン・グランド・アテ2018 アレクサンドル・バン
素晴らしいポテンシャルを持った
ソーヴィニョンブランです。
●産地:フランス/ロワール
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
●容量:750ml
●白ワイン
2018年は酸の際立ったフレッシュな仕上りです。
以下、インポーター資料です。
(2022.2の資料)
品種:ソーヴィニヨン ブラン 100%
2014年より新たにリリースされたキュヴェのレ グランド アテ。
畑の立地は、マドモワゼル Mの区画から少し野道を
進んだところにある区画で、植えられているブドウの樹齢は
平均25年ほど。本来であればプイィ フュメを名乗れる
区画ですが、アペラシオンを取得出来なかった為、
Vin De Franceでのリリースとなります。
土壌のタイプは、マドモアゼル Mと同様に土質、砂質、
石灰質の混ざったもので、この畑ではブドウの成長と成熟が
ゆっくりと進み、最終的には非常に高い熟度のブドウが
得られます。この凝縮したブドウを自然酵母によって
発酵させ、500Lの大樽にて熟成させ、厳密な濾過や清澄は
行わず、瓶詰め時の亜硫酸も添加しません。
前回のレ グランド アテは酸化熟成気味の仕上がりでしたが、
2018VTは酸の際立った非常にフレッシュな仕上がりに
なっています。麦わら色でクリアな外観。抜栓直後から白い
花系のフローラルさに加え、レモン、ライム、シトラス
と言った青系の柑橘のニュアンスが前面に感じられます。
徐々にグレープフルーツや青リンゴ、アプリコットの
ニュアンスやヘーゼルナッツの様な香ばしさも湧き上がって
きます。味わいは、強力な酸と骨太なミネラルが支配的
ですが、全体的には重たさのないスムーズでサラッとした
ドライな飲み心地。厚みのある果実と鋭い酸、ミネラルが
素晴らしく、この数年の過熟気味なソーヴィニヨンブランに
ウンザリしている方にはピッタリなキュヴェ。
レモンや柑橘の果皮を思わせるような爽快さとほろ苦さが
あり、全体の味わいを引き締め、まとめ上げています。
いま飲んでも素晴らしい仕上がりですが、今後素晴らしく
熟成する可能性のあるキュヴェです。
(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:14503
アレクサンドル・バン(Alexandre Bain)
以下インポーター資料です。
サンセールからロワール川を渡り、プイイ フュメの丘に向かう途中に、
「ドメーヌ アレクサンドル バン」があります。
彼は1977年生まれ、子供の頃、サンセールにある祖父の家の近くに移り住んだ時、
農業をしていた祖父を見て興味を持ち、農業学校に進みました。
農業とは関係のない仕事をしていた父が自然派ワインのファンであった事から、
ワイン造りに興味を持ち、卒業後にブルゴーニュや南仏を始め、
カリフォルニアのワイナリーでも研修を積み、ムヌトー サロンの「ドメーヌ アンリ プレ」で
醸造長を務めた後、2007年に畑を購入して独立しました。
所有する畑は、ドメーヌのすぐそばに位置する3haに加えて、他にも小さな5区画が近隣に点在しており、
合計で5ha弱ほどにおよびます。土壌は、中生代ジュラ紀後期の地層である
キンメリジャンとポルトランディアンが混在しており、地表の60cm下には石灰の岩盤があって、
その上には小石、地表近くは砂状の土質になっており、硬質なミネラルを持った
バランスの良いワインを生み出します。
自然酵母にてステンレスタンクで発酵後、60%は樹脂のキューブで、残り40%は小樽で熟成させます。
SO2(亜硫酸)はマロラクティック発酵を止める為に、発酵終了後に少量添加、
ノンフィルターで瓶詰めしています。
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